川原歯科医院 | KAWAHARA Dental Clinic



インフォメーション


今週の生け花

2013年10月29日

先週お話しましたが、マルカメムシの件。その後も異常発生し、当院の外壁、網戸にくっつき、我が医院の悩みのたねです。できるだけ、中に入らないよう注意をしていますが、時々侵入しています。小さなマルカメムシでも、大量となると恐ろしいですね。早くマルカメムシシーズンが終わって欲しいと願うのみです。emoji286

                                               DSC00751    

                                            夏ハゼ、ピンポンマム、カラー(ホットショット)

                                                  アンスリューム、モンステラ、ゲーリック

花器を隠してしまうほどの、大きなモンステラです。秋にもかかわらずグリーンがメインの生け花もとっても新鮮で美しいですね。カラーの紫色が妖艶な雰囲気でアクセントになっています。しかし、この時期の紫色と言えば、サツマイモをイメージしますが・・・。まさか、みどり園さんがサツマイモをイメージしてアレンジしているとは思えませんが・・・。みなさんには、どのように映りますか?emoji198

                                                    DSC00749    

                            カンガルポー、ナンシジュウム、スプレーマム、モンステラ  

こちらは副院長の生け花です。今年もカンガルポーがやってきました。本当にカンガルーの脚みたいですよね。名前の由来を考えると、ちょっとひいてしまいますが、とてもきれいな花です。きっと、いちょうの木を例えたのでは・・・。これは、きっと当たっていると思います。emoji198



第8回MTMセミナー 感想

2013年10月26日

10月16日、17日と徳本さんにお越しいただきました。今回で8回目となり、毎回様々な改善点や修正点のコメントをいただき感謝しています。徳本さん自身が日吉歯科診療所で実際に診療に携わり、歯科衛生士として勤務されているからこそ、?と思われることがあるのでしょう。本当に感謝しています。全ての成長は小さいことの積み重ねです。これからもよろしくお願いします。

春日 早紀
毎回いろいろな角度から患者さんを診ることを教えていただき、自分の力量の足りなささにハッとさせられます。内容の深い2日間でしたがその中でも、症例報告の見解や、エビデンス、徳本さんの患者さんを動かすテクニックなどからどんな日常を送っているのだろうと、尊敬しました。今回の私のテーマは「私」で、従来どおりのメインテナンスではMTMに添うメインテナンスを行えていないわけで、これからMTMの価値を高めていくには説1、SRP時、再評価時、メインテナンス時において積みあげたものに対してお金を頂くというようにしていきたいと思います。頑張ります。

藤本 恵奈
今回のセミナーで、また自分への課題が見つかりました。手技は以前に比べて良くなったと思いますが、患者教育がまだまだ不足していると感じました。患者さんが何を目的としてメインテナンスにくるべきなのかを、今一度考え直し、きちんと患者さんにも理解させるような指導をしていきたいです。

田村 絢子
私は育休の間、徳本さんのセミナーを受けることができませんでした。新しいMTMも未だ消化不良で他の予防部のみんなより出遅れているので今回は徳本さんに色々と分からないことを聞いておこうと思っていました。1日目は診療を見ていただいて、本当に基本的な事が私はできていなかったと気付きました。患者さんのプラークコントロールが甘いところを丁寧に指導する徳本さんを見て、私は今までこの患者さんに何を伝えていたのだろうか?と反省しましたし、もっと患者さんにもホームケアを頑張ってもらわないと!と思いました。私はちょっと患者さんに甘すぎたかな?と・・・。患者さんは聞いているようで聞いていなかったり、私も指導しているつもりだったのかもしれません。これからは患者さんに必ずやってもらいたいこと、その方法を患者さんに響くように伝える力をつけたいと思いました。また、担当患者さんのことで相談にものってもらえたので今度その患者さんが来た時には実践してみようと思います。2日目にはケースプレゼンテーションと手順書でしたが、ケースプレゼンテーションではエンドぺリオとインプラント周囲炎について勉強できて本当に楽しかったのとこれから本当に必要な事ばかりだったので、スライドを作ってくれた大倉さんと坪山さんにも感謝です。症例も手順書も日吉歯科ではどのようにしているかを徳本さんに聞くと、本当に参考になることばかりで明日からやってみようと思えるのでまた仕事が楽しくなります。先日の市野先生の講演からも感じましたが、日吉歯科のDHやDrは検査結果から患者さん個人のリスクをしっかり考え、伝える事が出来ているのに私は検査結果を上手くリスクコントロールにつなげることができていない、患者さんのためになっていない、再評価できていないなど反省することばかりです。せっかくきちんと通院してくださる患者さんに私ができることは何か、何を伝えるべきか、再確認しましたし、今まで、なぜそれができなかったのかと後悔しています。その反省点をふまえて今後は個人レベルでのリスクコントロールができるようにしていきたいと思います。そしてさらに学ぶ意欲を持ち続けることで自分を成長させたいと思います。2日間ありがとうございました。食事会の席でも楽しくいろいろなお話が聞けて良かったです。私にとってはすべてが勉強になる事ばかりでした。

大倉 夕佳
今回わたしはトピックプレゼンテーションの発表の日でした。今回のプレゼンはどうしても内容が難しくなってしまうのと伝えたいことに的をしぼるのが難しく、当日の朝までパソコンと向き合いました。緊張しましたが無事に終わってホッとしています。プレゼンを作るにあたりいろんな本を読んだり調べたりするのでとても勉強になるし、また他の人のプレゼンをみるのもトピックの内容もそうですがプレゼンの作り方や流れも個性がでるので興味をもって見れるのでとても頭に入りやすいです。それに加えて徳本さんの意見や感想、日吉ではどうなのかが知れるというのでとても有意義な時間になったのではないかと思います。ありがとうございました。

坪山 郁世
毎回楽しみにしているが今回も充実した時間を過ごせた。発表もあったのでかなり緊張したが、本来の目的であるMTMを意識した発表ができたと思う。また、ここで診療をしていて疑問に思っていたことも確認できたので、これから少しでも改善していけるようにしていきたい。「クリーニング」を売っていては、院長が言うような自費のメインテナンスはできないと思う。歯や口腔内の価値観を伝えて、患者自身が守っていく気持ちを育てて、後に自らメインテナンスを「買い」に来るようにしなければならないと思う。そのためには説明1でどれだけ時間をかけて患者に説明し納得させられたかが、先ずは大事になってくる。そのための勉強のきっかけをも徳本さんのセミナーで感じることができたと思う。
また、せっかく丁寧に行なっている各種検査をもう少し活用できたらと思う。エビデンスを持った物を患者の知りたい情報として提供し診断から治療内容へ繋がるようなものとなれば各種検査を用いたより質の高い治療を行なえるようになると思う。そしてMTM全体の質もより上がると思う。今後もエビデンスを大事にした診療を行なっていくためにMTMを続けていきたい。

赤栩 美穂
いつもご遠方よりお越し頂いて、ありがとうございます。今回のセミナーは、私達の症例発表や手順書などを見て頂きましたが、徳本さんの言葉から、私達はまだまだだなあ~っと考えさせられる点が多くありました。どのように、試行錯誤を繰り返しても、完璧はありません。しかし、納得ができるような仕事をしなくては、地域の患者さんによりよい歯科医療を提供することができません。徳本さんにお越し頂くようになり、知識はもちろん、勉強の仕方や、発表内容など変化してきたと思います。しかし、これから私達は何をするべきなのか・・・。もっと予防をすすめていくためには何が必要か?いろいろなことを考えた一日でした。次回、お会いする時は、もっと成長ができるよう頑張りたいです。ありがとうございました。

山田 沙由梨
今回の大倉さんと坪山さんの症例発表もとても良かったです。トピックプレゼンテーションは、発表のために調べたりするのはとても大変ですが知識が増えてとても勉強になります。また、それぞれのスライドの作成の仕方なども参考にさせてもらっています。今回は徳本さんにお越し頂いての発表で、いつも何か的確なアドバイスをくれるのでいつもより話が広がってより多くのことを吸収できたように思います。山口えりこさんのテレビを見て、自分で考え商品の価値を見出す、私たちにも当てはまることだと思いました。メインテナンスの大切さ、価値をもっとたくさんの人たちに知ってもらえるよう発信していきたいです。

竹原 彩香
今回のMTMセミナーは、先輩方のプレゼンを聞けたり、徳本さんのお話を聞けたりと前回と同様に勉強になりました。プレゼンでは、エンドーペリオ病変、インプラント周囲粘膜炎・インプラント周囲炎についてのお話を聞かせて頂きました。どちらのプレゼンもとても内容が奥深く知らなかったことが多かったのでとても勉強になりました。そして、患者さんにとっていい治療とは何か、それをどう伝えていくといいのかを考えさせられました。徳本さんからは、治療前にレントゲンを見てDrが病状をどう説明するのか、どういう基準で治療を進めていくのかを確認することがとても勉強になると教えて頂きました。私は、4月に入局してからアシストについても準備する器具・機材や使う順番などばかりを覚えてDrがどういう基準で治療プランを立てているのかを考えることをしていませんでした。しかし、Drのアシストをしているときしか学べないと徳本さんがおっしゃっていて、その通りだと思いました。これからは、しっかりとDrの基準を学び、自分でも判断できるように成長していかなければならないと思いました。

川原 淳子
2013年10月16日、17日の徳本さんのMTMセミナーを受講して今回は、1.一日の予防部の診療見学 2.症例検討会 3.手順書の発表 4.山口絵里子さんのDVD視聴と、盛りだくさんな内容でした。
1.診療見学においては、患者さんによくて医院にもいい方法は何か。そこに工夫はできないか。患者さんに行動変容を促すためにはどのような言葉を選ぶか。など私たちが気づいていないこと、見過ごしていることを、時には厳しく、けれど私たちがそうだなあと素直に受け入れられるような言葉で指摘してくれました。2.症例検討会は、スタッフの成長を確認できるいい機会です。以前に徳本さんから症例検討会でのプレゼンの仕方を学ぶことができ、それが少しづつ生かされていることにも感謝しています。3.手順書については、やっと川原歯科医院でも作成できることをうれしく思っています。新人でもわかるように作成することで、それぞれのスタッフが学べ、キャリブレーションでき、よりよいシステムが出来上がることと思います。このたび熊谷先生からのアドバイスで手順書の作成に取り掛かれ、徳本さんから助言をもらえることで一からつくるよりもはやくいいものが出来上がっていると感じています。4.山口絵里子さんのDVDからは、作業ではなく仕事とは何かを学ぶことができました。本来仕事は楽しいものであること、やりがいとは何か。徳本さんのセミナーとも通じるところもたくさんあり、スタッフそれぞれに得るものがあったと思います。何年間かの医院の歩みを振り返った時、MTMはその一つ一つの質を高めるために、医院全体で継続的に努力でき、その結果や成長をデータで折に触れ検証できる、本当にすばらしい仕組みであると実感しています。私を含め、それぞれのスタッフが、作業ではなく仕事としてMTMを考えることができるようになれば医院はもっと成長でき患者利益につながると確信しています。徳本さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

伊庭 裕子
徳本さんにお越しいただいて、トピックプレゼンテーションや手順書の発表がいつもより何倍も有意義なものになったと感じました。自分たちの医院の中だけで行うと、ほとんどの場合、意見もあまり出ず、ディスカッションも無く、一人一人が感想を言って終わり・・・。という流れになってしまうのですが、今回のエンド‐ペリオの症例やインプラント周囲炎の症例は、日吉ではどんな風に考えているのか、どんな風に対応しているのか等が聞けてとても勉強になりました。
やはり、勉強会や症例発表も内部の人間だけで行うのでは、レベルアップに限界があるのではないかと感じました。より高いレベルを目指して行く為には、様々な意見や違った角度からの見かたも必要だと思います。川原歯科のスタッフだけでは意見が出ないので、徳本さんがいつも居てくれたらなぁと思っています。今日の坪山さんの症例の一番最初に出てきた患者さんはとても強く印象に残っています。歯科の仕事に就いて沢山の患者さんに関わる中で、一番衝撃を受けた症例でした。パノラマ、口腔内写真を見た時、言葉が出ませんでした。本当に、何とも言葉に出来ない気持ちになりました。インプラントを除去する処置の時は、患者さんの気持ちとか色んな事が頭の中でグルグル回って、何度か涙が出そうになりました。患者さんはインプラントをしてくれる先生の事を信頼して、お金と時間をかけたにも関わらず、患者さんの希望は何一つ叶っていません。むしろ辛い思いをしただけです。あの症例に会ってから、歯の大切さを改めて感じましたしこんな思いをする患者さんを増やしてはいけないと強く思いました。私は予防部ではないし、さらに衛生士でもありませんが、川原歯科で働かせてもらっている間は私にでも出来る事は沢山あるはずです。
決められた仕事をただこなしていくだけではなく、毎日新しい発見が出来るように、そして色んな工夫をしながら日々を過ごしていきたいと思っています。

原 亜由実
今回のMTMセミナーも、徳本さんにお越しいただきました。まず行われた症例発表は、毎回とても勉強になります。今回は予防部の方の発表で、メインテナンスをしながら、継続して患者さんをみているからこその症例発表でした。治療部の私にとっては経験のないことがほとんどなので、こういった機会をとてもありがたく思います。現在作成中の手順書についても、徳本さんからアドバイスをいただいたり、最終的にはいいものが出来上がるのではないかと思います。今回のセミナーでも、たくさんの情報をスタッフで共有できることの大切さを感じました。

藤川 和美
ミーティング冒頭に、院長から話があった”メインテナンスが保険適用外になる”という件について、海外では治療や補綴が入ることが保険適用外になり、高額な費用がかかるため、メインテナンスに通い、虫歯や歯周病にならないようにしているというのを以前聞いたような気がするので、日本という国は国民のことを選挙の時にしか大事にしてくれない国だなとつくづく感じました。保険適用のことで、日本全体を責めるのはおかしいかもしれませんが、これでは国民が歯を大切にしたいと思ってもできない状況になるのでは?と危惧してしまいます。。。保険のメインテナンスと自費のメインテナンスはどう違うのか?・・・私も興味津々です。症例発表については、「エンド-ペリオ病変」についても、「インプラント周囲炎」についても、非常に難しく、テンポも速かったので、どういうものか?ということくらいしか理解できなかったです・・・エンド・ペリオ病変については、デンタルの透過像”巾着型”と”漏斗型”だけわかったので、デンタルをじっくり見てみようと思います。インプラント周囲炎に関しては、最近は院長の方でインプラントを施術される方が増え、山崎先生の患者さんでも様子を見ていると、インプラントに興味はあるけど、料金を聞くと一歩も二歩もひいてしまう・・・という方がほとんどです。入れ歯は”煩わしいし、見た目も年寄臭くて嫌だ”というイメージがあり、インプラントはその逆で、”自分の歯の代わりになるものだ”くらいのイメージだろうと思います。(私もそうだったので・・・)そういう、ある意味安易な考えでは、あとあとインプラント周囲炎の恐ろしさに飲まれてしまうなと思ってしまいました。

馬場 朱梨
今回のMTMセミナーでは、成人予防部の「エンド-ペリオ病変」「インプラント周囲炎」の症例発表を聞いてとても勉強させて頂きました。特にインプラント周囲炎の症例で実際に患者さんのパノラマを見たときすごく衝撃を受けました。インプラントするにはお金もかかるし、治療する勇気もいると思います。患者さんが先生のことを信頼していたのにも関わらず 平気で安易な治療をしている歯科医院があることが分かって、患者さんの気持ちを考えるとこんな治療をしていいのかと腹立たしく思いました。今回の症例で患者さんにとっていい治療とはなにか、私たちにできることはなんなのか、いろいろと考えさせられました。今回徳本さんに、Drが患者さんの病状をどう説明し、どういう基準で治療を進めていくのかを治療前にカルテやレントゲンを見て、自分で判断し確認することが勉強になると教えて頂きました。治療部配属になったときに院長から、まずは治療部で診療システムを理解しておくこと。院長だったら、山崎先生だったらこういう治療をするだろうと分かるようになること又は、いろいろな治療方法があるということを学びなさいと言われたことがあります。Drのアシスタントをしているときにしか、学べないことがたくさんあるので、今の目標としては山崎先生がどういう基準で治療プランを立てているのかをしっかり把握し 一人一人の患者さんにあった治療を追及していきたいと思います

山崎 泰文
今回も、2日間にわたりご指導頂きありがとうございました。2日目の症例報告会では、テーマが「エンド・ペリオ病変」と「インプラント周囲炎」であり、最新の知見も交えてディスカッションできて、有意義な報告会となりました。手順書の発表では、日吉歯科でさえも、MTMのすり合わせを行ったと伺い、今自分たちが行ってることの重要性を改めて考えさせられました。今後も、手順書を練り直し、より質の高い歯科医療を提供できればと思いました。

井川 志乃
今回のセミナーは特にテーマもなく、徳本さんのお話も少なかったので残念でした。手順書の発表では、川原のスタッフとは違った客観的な視点で徳本さんからいろいろな意見が出たので、受付の手順書も見て頂いて、何か意見が聞ければ良かったです。次の機会が楽しみです。

白川 宏美
初めて聞く専門用語が多く、内容は難しかったですが、インプラントのことなど、意見がいろいろ聞けてとても勉強になりました。徳本先生の話も今回初めて直接聞くことができて良かったです。ありがとうございました。

吉永 あゆみ
症例発表と手順書の発表で徳本さんの意見が聞けたのはとても良かったと思いました。川原歯科のスタッフだけだと、あたりまえの事としてスルーしてしまう事も再確認する事ができたと思います。また、今回初めて山口えりこさんという人を知れた事も良かったです。もちろん山口さんだから出来た事だとは思いますが、評価する事や評価される事、環境を整えるという事はすべての仕事に共通する事だと思います。山口さんはボランティアですが、私たちも予防歯科という大きな目標に向かってこれからも頑張りたいと思います。



今週の生け花

2013年10月22日

まるかめむしが大量に発生する季節となりました。毎年その多さに、今年は異常気象のため例年より多いのでは・・・。と思うのですが、いやいや、今年も多いようです。洗濯物や、サッシ、ベランダあちらこちらにくっついています。あまりの多さに数えることはできませんが、せめて、家には寄りついて欲しくないです。emoji199

                                      DSC00744   

                       紅ガシワ、グロリオーサ、ピンクッション、木いちご    

秋らしい、モダンでシックな色遣いですね。ピンクッションは本当に針刺しみたいですよね。グロリオーサと生けることで、華やかな生け花になります。そう言えば、木いちごの葉も形が似ているような・・・。たくさんの蝶が飛んでいるようですね。emoji200

                                     DSC00746  

                          オクラ、アルストロメリア、SPマム、ドラセナ(細)

こちらは副院長の生け花です。オクラと、ドラセナの雰囲気でイイメージががらりと変わりますね。こんなに成長したオクラは硬くて食べられませんが、生け花には調度いいですね。黄色いアルストロメリアもかわいいです。 とってもおもしろい生け花ですね。 emoji200



市野先生講演 感想

2013年10月18日

10月10日、山形県酒田市の日吉歯科診療所で8月まで勤務されていた市野先生に診療室にお越しいただいて、ご講演をしていただきました。カリオロジーをベースにした内容であっという間の3時間でした。クイントエッセンスに掲載された内容がとても興味深く、もっと詳しく知りたいと思っておりましたし、その内容を診療所全員の共有した情報にしたいと考え、「徳島におこしいただけませんか?」とお願いしたところ、お忙しい中にも関わらず快諾していただきました。やはりお話はとても興味深い内容の連続でした。私が日常臨床で漠然と感じていたことをエビデンスとして詳しく教えていただきました。カリオロジーの奥深さを感じると同時に、今まで以上に口腔内を注意深く見るようになったのではないでしょうか。また、そうしたエビデンスを日常臨床に組み込んだ診療を行っている日吉歯科診療所の凄さを改めて感じましたし、臨床のレベルの高さも痛感しました。歯を守るためにするべきことは本当にたくさんあり一生学び続ける意味を感じるとても有意義な研修となりました。お忙しい中徳島にお越しいただき本当にありがとうございました。 ご厚意に心より感謝申し上げます。

春日 早紀
歯にとって最初で最後の治療へとなるために科学的根拠に基づいた精度の高い医療を実践していくことが重要であるということを軸にいろいろな角度から齲窩について教えていただきました。当院患者さんの中に市野先生の資料にありました、臼歯隣接面のう蝕を発症した患者さんんがおられ、進行度がとても速い状態でした。サリバテスト、カリオグラム、歯牙の形態(齲蝕に対して有利ではない形態)、セルフケアを確認しても対策は完璧であっただろうにもかかわらず急速に進行した患者さんがおられ、齲蝕が発症し、進行した原因を今回の市野先生のプレゼンで再考させていただきました。レントゲン、PHOTO、カリオグラム、サリバ、エビデンスなどのデータがそろっていても患者さんの背景には見落としてしまいそうなリスクが潜んであり、SESという言葉にある環境などもリスクとして考えていけば、統合した予測によって齲窩を予防することができ、さらに的確で良質なメインテナンスを実施していけると感じました。市野先生のご講演の内容はとても魅力的で、歯科衛生士である私はとても楽しくわくわくさせていただけた時間となりました。歯にとって最初で最後の治療へとなるように…明日からのDH業務がさらに面白味のあるものにするために研鑽していこうと思います。ありがとうございました。

藤本 恵奈
今回の市野先生のお話は、今まさに私が作成中の症例に合致する内容でとても興味深かったです。サリバテストの結果だけでなく、歯の部位や患者さんの年齢、う蝕の進行速度などを考慮して治療やメインテナンスにあたることが大事だと納得させられました。う蝕は、様々なリスクを考えていかなければいけないので少し頭の中が混乱していますが、今回の市野先生の講演内容を参考にさせてもらって、自分の中できちんと整理整頓をしておきたいと思います。そして、今後のリスクコントロールに役立てていけるようにしたいです。貴重なお話をありがとうございました。

田村 絢子
今回の市野先生のご講演は大変興味深く聞かせていただきました。講演を聞きながら前日の患者さんのレントゲンを思い浮かべ、あの隣接面う蝕はどうだろうか?経過観察にするべきだっただろうか?などと考えておりました。日々の臨床の中でもう蝕のリスクコントロールは難しい、治療介入の時期を見極めるのも難しいと感じています。メンテナンスをしているにもかかわらず新しいう蝕を発症する。そのたびに見落としていることは何か、何が原因だったのかを考え、予防計画をもう一度見直すということはしばしばあります。今回市野先生の「Evidence Based Cariology」「カリオロジーに基づいたリスクアセスメント」の講演から自分の経験や知識だけでなく、エビデンスや患者の生活背景にもっと目を向けるべきだったと思いました。しかし今の私にはデータやエビデンスといった重要な知識が乏しく、もっと勉強が必要だと感じましたので今後の課題にしたいと思っています。患者さん個人の生活背景やリスクを把握しているのは主に私たち予防部の衛生士であり、どのようにリスクコントロールをしていくかを考えるのも私たちです。そう考えると私たちは患者さんの口腔内を生涯健康に保てるかどうかを左右する重要なキーパーソンであり、責任のある仕事だと再認識しました。「科学的根拠に基づいた齲窩・修復治療の実践」からは予後を見据えた治療を行う重要性を学ぶことができました。衛生士としても、補綴物の種類や治療の方法など知っておくべきことはたくさんあります。それに自分の大切な担当患者さんの治療はやはり質の良いものであってほしいと思います。市野先生の患者さんに対する想いが治療法やスライドからも伝わってきましたし、このスライドを作るために多くの文献を読み勉強されているのだと感じ、大変刺激を受けました。また、時間をかけて勉強されたことを私たちに解りやすく伝えてくださったことを本当に感謝しています。ありがとうございました。

大倉 夕佳
まずはじめに、とても感動しました。口腔内写真、レントゲン、どの角度からみてもステップのない丁寧な治療はもちろん、治療するにあたり患者さんの背景やリスクをすごく考えていて、歯を守ろうとする高い意識を感じます。一つ一つのスライドが分かりやすく、一本の歯でも近遠心によってこんなにもC発症率や進行度が違うことに驚きました。定期的にメンテナンスをしていてもCが再発・進行して治療に移る事は少なくありません。それは患者さん一人一人のリスクを私自身の認識が甘く漠然としたメンテナンスになっているからだと思いました。日吉歯科は施設だけでなくスタッフの技術や意識など、全ての環境が整っている、患者さんにとってとても有益な医院だと改めて感じました。今後、診療をする上できちんとリスク資料を活かし、患者さんに伝えていけるように頑張ります。

坪山 郁世
非常に大事だと日々感じているが、カリオロジーを学ぶチャンスが全くと言って良いほどなかったため全てが興味深く受講できた。臨床から生まれた疑問を、エビデンスを用いて説明し、エビデンスがなぜ臨床の中での診断に必要なのかも含めて説明していただいた。う蝕の進行スピードはマルメ大学での研修時のスライドでも勉強したが、小臼歯隣接面に限ってだけであった。しかし新しい研究が進み、初期治療やメインテナンスに確実に役に立つことが分かっているためこれからもレビューを注目していたい。また、成人のカリエスの発症やリスクアセスメントなども今後はエビデンスを勉強していきたいと思った。エビデンスの基づく治療の実践では、今まではEBMを臨床に置き換えての診療のしにくさを感じていたことがあったが、順序立てて考えるとさほど難しく考えることはないと感じた。もちろんエビデンスベースでの診療を行なっている歯科医院以外では難しくなるが、例えば患者さんに聞かれたとき、先生がおっしゃっていたように(質の高い治療=補綴)ではなく、その修復がどれだけ使えそうなのかの将来予測や、なぜその形体で形成するのかをEBMに則って、患者さんに科学的根拠を持たせつつ的確な説明が可能になることはOP診療所ではより魅力的な診療室になると思った。日常の疑問点をEBMで見つけて解決していくことを日常的に行なうのは非常に難しいと思うが、少しでも調べることでレビューを読む力も身に付くと思う。これからもカリオロジーとカリオロジーのエビデンスをもっと勉強したいと思うので再度受講できることを希望します。

赤栩 美穂
市野先生より、お話をして下さる。しかも、カリオロジーと言うことで、とても楽しみにしていました。その反面、当日は居眠りをしてしまわないかと心配もしていたのですが、とてもわかりやすく、話の流れや勉強の楽しさに、どんどん引き込まれた3時間でした。居眠りどころか、カリオロジーはやはり、学ばなくてはいけない原点だと再確認いたしました。私は小児矯正部に所属しています。カリオロジーに重点を絞っています。シンプルで成人より簡単だと言う人もいますが、決して簡単だと言う認識はありません。口腔内の基礎となる大切な時期を任されていますので、緊張感はあります。常に集中を高め患者の分析をし、患者さんの将来を担うとても大切でやりがいのある部署です。これから、まだまだやっていかなくてはいけないことが多々あります。診療で何気なく感じていたこと、何をやっていけばよいのか、忙しさを理由に整理ができていなかったと思います。的確な表現方法、考え方や適切な言葉を用いたお話に、納得をいたしました。もちろん、患者さんや保護者の口腔内の観察、生活を把握したうえで、予防をすすめています。社会経済的リスク因子というリスクファクターはもっとふまえていかなくてはと感じました。当院の考え方は診療方針で地域の予防意識も高まってきたと感じていますが、社会経済に影響を与えることを自覚し、もっと邁進していかなくては・・・。そのためには、もっともっと学ばなくてはいけないと思います。勉強不足ではずかしく思いました。同じリスクコントロールでも、確立の高い将来の予測という面を強化していきたいと思います。それと、萌出時期や咬合の問題、裂溝別の分析も頭に入れ診療に活かしたいと思います。今回、ご講演をして頂いて、当院は、まだまだだと思い知らされました。これからの課題は、①データやエビデンスを優先し、確立の高いリスク診断を行う。②う蝕の進行速度もふまえ診療を行う。③地域の意識を高めていくよう努める。などです。今回、私たちの不足している点が見えました。もっともっと、社会的影響を与え、予防が安定し、カリオロジーが常識となる地域へと変えていかなくては・・・と思います。市野先生の講演から、いろいろな経験をされて頑張っていらっしゃるのだなあ。話の流れ・進行速度、言葉への追加した説明など、いたるところで、お心遣いを感じました。また、資料を提供して下さったご厚意に深く感謝いたします。今回は半日でしたが、次回は1日中ご講演をして頂きたいと思います。これからも、ますますご活躍をされて下さい。私たちも、一人でも多くのカリエスフリーの子どもたちを育てていくよう頑張ります。先生のお話を聞き、焦る点が多くありますが、しっかりと勉強し、コツコツと積み重ねていきたいです。ありがとうございました。

山田 沙由梨
市野先生の講演は、小児を担当している私にとってとても勉強になりました。肉眼では見えない隣接面がう窩になっているかどうか、隣在歯との接触面が広いか狭いかなどあまり今まで意識していませんでした。カリオロジーを学ぶことは、小児には欠かせないものと改めて実感しました。中学生の隣接面カリエスは本当に多く、治療介入の時期をいつも悩みます。これから、今回学んだことを知識として患者さんに提供し、年齢、進行速度、リスク、う窩になっているかどうかなどをしっかり見極めて判断できたらと思います。また、11月には症例発表会があるので、スライドの内容やアニメーションの使い方なども参考にさせていただきました。遠方からおこしいただき、とても為になる講演をしていただいてありがとうございました。

竹原 彩香
私は10月から正式に小児矯正部に配属になり、治療のアシストやメンテナンスをさせて頂いているのですが、業務に集中しすぎて生活背景や齲蝕になってしまった過程などを想像せずに日々業務にあたってしまっていました。しかし市野先生が予測し予防することが大事とおっしゃっていて、本当にその通りだと思いました。一人一人違う環境の中で生活していて、それぞれ違ったリスクがあるのにそれを考えず治療やメンテナンスをしたのではいけないと思いました。また、咬合面齲蝕から隣接面齲蝕への変化する時期や、齲蝕の発症しやすい部位・部位別の進行速度などを説明してくださって、交翼法の撮影するタイミングやフロスの指導をするタイミングなどいろいろ考えさせられました。小児の口腔内は変化が著しいので、日々勉強しカリエスフリーの児童を増やせるようにしていきたいと思います。今回の講演を聞かせて頂き本当に勉強になりました。ありがとうございました。

伊庭 裕子
遠くまでお越しいただきありがとうございました。今回の講演は、事前に資料があったので予習することができ、助手の私にもとても分かり易かったです。市野先生の患者さんに対する気持ちや治療への熱意がすごく伝わる内容でした。今までは予防部の衛生士の力量アップの為のミーティングばかりだったので、治療の話を聞く機会があまりなかったので、治療のレベルの高さに驚かされました。予防型の歯科医院を選んで通っている患者さんには「これ以上、治療はしたくない!これ以上、歯を失いたくない!」という共通の意識があります。その希望を叶える為には、予防部衛生士の頑張りが必要です。しかし、衛生士がいくら頑張っても、患者さんがセルフケアを頑張っても、不十分なエンド、不適合な補綴物、ステップのあるCR等になってしまえば予後が悪いことは明確です。予防型の歯科医院だからこそ、残念ながら治療しなくてはいけなくなってしまった歯を再治療を繰り返さなくてもよい状態にしておく事がとても重要なんだと気付かされました。市野先生の講演を聞いてから、私の仕事に対するモチベーションが上がりました。私はアシスタントですので、ドクターが診療しやすい環境作りも大切です。よりレベルの高い、安全で安心な診療が出来るよう、自分に何が出来るのかを常に考え行動していきたいと思います。涼しい季節から、寒さの厳しい季節へと移り変わっていきますが、お身体に気を付けてください。本当にありがとうございました。

原 亜由実
今回、市野先生に講義していただき、とても貴重な時間になったと感じています。リスクを主とした講義を受けるのは初めてなのと、今回のように深いところまでリスクについて考えたことがなかったので、とても興味をもって受けることができました。市野先生のスライドは、きちんと順を追って要点を示してくれるので、見やすく、理解もしやすかったです。また、治療の写真を見たときに、質が高く驚きました。メインテナンスと治療には、深い関わりがあることから、治療部のアシスタントとして、リスクの大切さと同時に、治療の質の大切さについても考えさせられました。今回、市野先生の講義から学んだこと、講義を受けることで、自分の中で考えたり思ったりしたこと、それらを生かして、その患者さんに応じたリスクについて考え、的確に教育できるように努めていきたいです。お忙しい中、ありがとうございました。

藤川 和美
“虫歯がある → 治療する”という流れの中でも患者さんの希望を聞き入れている、患者さんの声を聴こうとしているというのは、患者さんが聞いたとするとうれしくて、頼もしいだろうと思います。私は歯科助手で、歯についての知識はほとんど無いので、患者さんの感覚と同じなので、人によって、個人によって施す治療が変わってくるということは、確かにみんな、脱灰が進んで虫歯になっていくプロセスを同じように経て虫歯になり、歯科医院に来院するわけですが、そのプロセスの背景は、人それぞれ違う訳だから、治療内容も変わっていてもおかしくはないんだなと思いました。もし自分が虫歯になって川原歯科医院に患者として来院して、治療を施される時に先生方は私の生活の背景まで考慮して”補綴が入ってないから何とかCRでいってみよう”とか”前歯部のスマイルラインから見えないようにここは保険外でも白いのを勧めよう”とか利益とか手間とか、歯科医院側の事情を一切加味せず治療してもらえるのかな?って思いました。毎日先生方と一緒に仕事をしている私ですらそのように疑問に思うので患者さん側はもっと不安や疑問を抱えていると思います。だけど、こういう風に患者さんのことを想って治療に臨もうとする先生が増えると患者さんも安心して、信頼して来院してくれるのではないかと思います。患者さんの信頼といえば、市野先生の症例を聞いていると、小児の頃から親に連れられてメンテナンスに来院して、乳歯から永久歯に生え変わり、カリエスフリーを手に入れたのに、その後、大学進学のために上京し、生活の乱れにより齲窩が生じ、再度来院した男性・・・や、また初診時に高校生で、大学進学のために山形を離れたが、メンテナンスにはまじめに来られていた女性・・・だけど虫歯が進行して、齲窩になってしまった・・・というケースがありました。虫歯のできる部位によっても進行スピードが違うことや、進行する速さ自体にも非常に驚きました。しかしながら、この症例の女性のほうは定期的なメンテナンスにも通っていてきっと虫歯は心配しなくても大丈夫って安心しきっていたのではないかな?と思います。この女性がどこまで歯に対する意識が高く、ホームケアも、どの程度できていたかはわかりませんが、もし私がこの女性と同じ立場なら、毎日ハミガキやフロスをしていて、なおかつ歯医者さんでメンテナンスを定期的にしているし、衛生士さんにも特に何にも言われてなかったら、このケアの仕方で充分なんだなって安心してしまいます。だってプロに診てもらって、悪いところはプロが指摘してくれて、言うとおりにしてたら私の歯は大丈夫!と思ってしまいますよ。毎日、いろんな患者さんのメンテナンスをされている衛生士さんの影響力とはほんとにすごい力だと思います。また症例の男性の方では、小さいころから親に連れられて歯医者さんに来て、カリエスフリーだったのに、大学に進学した途端、齲窩ができるまでになるというのは、確かに患者さんの生活の乱れが一番の要因だけど、高校生までの間にハミガキやフロスをして虫歯のない歯を維持するのは本当に大事なことなんだって教えてあげれなかったのかな?って残念に思います。今日の質問の時にも淳子先生が、「天然歯は芸術的だから・・・」とおっしゃってました。先生方はきっと歯を削ってしまうことは本当は”もったいない”って思ってらっしゃるのかな?と感じました。人工的には造り得ないものだからこそ、もっと強く一般の方々に声を大にして訴えかけなくてはならないんだなと思いました。私はもう補綴が入ってしまった口腔内なので、できることなら子供の頃に戻って、カリエスフリーを手に入れたかったなと思いますが、それができない今、今現在、そしてこれからのたくさんの天然歯を守ってあげたいなと思いました。にわか知識ではありますが、たくさん話をきいて知識を少しずつ増やして、患者さんと話をする少しの時間に、患者さんに知識を提供して、”歯を大切にしてみよう”って一人でもいいのでそのように思ってくれる人ができたらいいなと思います。

馬場 朱梨
市野先生の講義はとても分かりやすい内容で、一言で言い表すことができないほどいろんなことを感じ、多くのことを学ばせて頂きました。今までいろんなミーティングを受けてきましたが、主に予防部中心とした講義が多く、なかなか治療部の私たちに今できることはなんだろと考える機会があまりありませんでした。しかし今回市野先生の講義を聞きながら思ったことがあります。それは、治療しなければいけなくなった歯をただ治療するだけでなく、予防歯科だからこそ患者さんのことを考え、再治療しなくて済むような治療ができるんじゃないか、そのためにもDrが治療しやすい環境を作ることが私たち治療部が今出来ることなんじゃないかと思いました。そう思えたのも、市野先生の時間と手間をかけて丁寧に治療した写真を見たからです。本当に感動して、市野先生、日吉歯科の治療のレベルの高さに驚きました。川原歯科もそういう治療を目指して、治療部衛生士ももっと力量を上げて頑張っていけたら良いと思います。でもまず一番は患者さんの歯を守ることだと思います。歯周病もう蝕もそのほとんどが予防することができるその仕事を担う私たちがすべきことは、痛くならないように、悪くならないように、健康に導くことだと改めて強く思いました。今回市野先生の講義でとくに心に残ったのが「エビデンス」です。カリエスの進行などの講義もありましたが、そのすべてがエビデンスに基づいた内容でした。確かな知識を得る、より深く知識を再確認する、エビデンスの重要性やその知識に沿った診療の大切さに気付くことができました。私は成人予防部の衛生士になることがこれからの目標です。しかし今年入所した私にとって、この目標を達成するための課題は山ほどありますが、経験と技術を習得し、信頼される衛生士をめざし日々努力をしていきたいと思います。貴重な講義をしていただき ありがとうございました。

吉永 あゆみ
私はマネージメントスタッフなので専門的な用語はあまりわからないですが、市野先生のお話はとても聞きやすかったです。リスクを予測する事が大切で、予測できれば的確な対応ができるという事、たとえ同じ口腔内でも年齢が違えばリスクが全然違うという事など、とても勉強になりました。また、以前から日吉歯科診療所のスタッフのプレゼンテーションはレベルが高いという事は院長から聞いていましたが、今回、市野先生のプレゼンテーションを聞いて、すごく勉強されている事が伝わってきてレベルが高いという事がよくわかりました。私も、川原歯科医院が市野先生に負けないように、レベルアップしていくサポートをしていきたいと思います。

井川 志乃
遠方よりわざわざお越しいただき、ありがとうございました。今回は『リスクコントロール』がテーマということで、受付の私には難しい話かと思い、構えていました。しかし、市野先生のお話は素人に毛が生えたくらいの私にでも、すごく分かりやすく聞きやすかったです。私には小学1年生の子供がいますが、今ちょうど上下6番が生えてきているところです。まだ完全には生えきっていないため歯磨きもしにくく、もともとの歯の質が弱いため、虫歯にならないかとヒヤヒヤしています。私が川原に勤務し始めたのを機に、子供も3歳からメンテをしてもらっています。先生の話を聞いて、やはり早い段階からのリスクコントロールが大事だということが改めて分かりました。

白川 宏美
今回は貴重なお話ありがとうございました。衛生士ではないので治療やう蝕の進行・リスクなど、あまり理解していなかったのですが、う蝕の好発部位と進行速度が年齢によって違ってくるなど、とても勉強になりました。CRの症例も、すごくきれいなCRで驚きました。

川原淳子
以前川原歯科医院で、喪失歯の原因を調べたことがあります。そこで、メインテナンスで歯周病の進行はある程度コントロール出来るが、う蝕のコントロールが難しいことがわかりました。その原因の一つに、カリオロジーに基づいたリスクアセスメントができていないことが考えられました。今回はエビデンスに基づいたカリオロジー、カリオロジーに基づいたリスク評価についてのお話を聞くことができ、あちこちに散らばっていた知識が整理整頓できました。マルメの復習にもなりました。スタッフ達もなかなかカリオロジーの話を聞く機会は少ないので、大変勉強になりました。また、市野先生が勤務医時代に一人でプレゼンを何度も練習した話、頑張っていた頃が今思うと一番楽しかったという話。渡辺さんの、セミナーに出席したらその内容をパワーポイントにまとめておくようにという、熊谷先生からのアドバイスなど。セミナー以外の会話の中からも、たくさんのヒントをいただきました。このたびは開業準備でお忙しいところを徳島までお越しいただきましてありがとうございました。

山崎 泰文
保存修復学については、大学の講義で学んできましたが、カリオロジーについては、講義を受けるチャンスはなかったので、今回の市野先生の講義は、大変わかりやすく参考になりました。歯種や年齢、う蝕の進行速度を漠然を考えながら日々の治療を行ってきましたが、今回、科学的根拠を提示していただいた事で、自分たちの仕事に対する自信が生まれました。また、改めて、原著論文を読むことの重要性を痛感しました。今回、学んだ事を反芻し、より多くの人が生涯にわたり自分のお口で食事ができるための手助けができるよう、努力していこうと思いました。市野先生、どうもありがとうございました。



本のご案内

2013年10月18日

10月18日、新しく本を購入しました。

                                   DSC00742

                                   『 歯科治療中のやさしいごはん 』

                                          クインテッセンス出版

歯科治療後の注意事項をお伝えすることはありますが、食事の説明まではなかなか行き届かないこともあります。そんな時はこの本を。いろいろな歯科治療の説明はもちろん、食事で気をつけて欲しいポイントなどをわかりやすく説明がされています。歯科治療をしている方、いない方、嚥下が難しい方、どなたが見てもとても参考になる一冊。早速、今晩のおかずの参考にしてみては・・・。

第二待合室に置いています。ぜひ手に取ってご覧下さいね。emoji200



MTMセミナー

2013年10月18日

10月17日木曜日。山形県酒田市の日吉歯科診療所から、徳本美佐子さんにお越し頂きました。今回は、症例発表会もあり、よりMTMの効果が確認できた一日でした。   

                                                DSC00736   

                                                               『 ペリオ・エンド病変 』       

                                                              成人予防部  大倉夕佳

                                                DSC00738

                                               『 インプラント周囲炎からインプラントを守る 』

                                                            成人予防部  坪山 郁世

DSC00735      DSC00741

このあと、伊庭・吉永・春日・坪山・藤本・大倉より手順書の発表がありました。MTMについて再度見直しができました。

徳本さん、ありがとうございました。



今週の生け花

2013年10月16日

今日の徳島県は曇り。少し肌寒いです。台風一過にはならず、どんよりとした灰色の雲が広がっています。明日は天気になるかな?紅葉が待ち遠しいですね。emoji202

                                     DSC00734 

          アマランサス、バラ(アマダ)、バラ(キアノ)、アナスタシア、モンステラ

  はじめ、生け花を見て驚きました。アマランサスがしおれているのかと・・・。アマランサスにも、上に向くタイプや下に垂れさがるタイプがあるのですね。こんなにたくさんの実がなっているので仕方がないですよね。長いアクセサリーみたいです。花言葉は、『情愛、不老不死、見栄坊、気取り屋』だそうです。どうやらアマサンサスはタダものではないようです。emoji198

 

                                   DSC00732 

                          三角葉アカシア、オンシジューム、クッカバラ

こちらは副院長の生け花です。黄色が鮮やかです。アカシアの三角葉が立体感があってきれいですね。秋のうろこ雲のようです。いや、いわし雲?いやサバ雲か?いずれにせよ、秋空のようにに見えますね。秋に黄色の生け花もおもしろいですね。 emoji200



歯科講演in半田病院

2013年10月16日

  10月15日。歯科衛生士の赤栩美穂がとなり町のつるぎ町立半田病院で歯科講演を行いました。急に寒くなってきたので、風邪が心配されます。病院には、予防のためかマスクをした方が多くいらっしゃりました。

                                           DSC00730

本日は、お母さんとおばあちゃんになられる方も一緒に参加の方もいました。ミュータンス菌の感染の問題やおやつの話などは、家族みんなで共有していただきたいです。お母さんとお父さんだけでのむし歯予防よりも、効果も高くなります。生まれてくるお子さんのためにも、家族みなさんでお口を健康を意識することが大切ですね。本日のお話がお役に立つよう願っています。emoji215



市野孝昌先生の講演会

2013年10月11日

10月10日(木)、8月まで山形県酒田市、日吉歯科で勤務をされていた市野孝昌先生と株式会社シロナ東北西部エリア管轄支店長の渡辺正義様にお越し頂きました。市野孝昌先生からは、日吉歯科診療所で勤務された経験や、海外研修、エビデンスにもとづいたリスク診断や治療の考え方や施術についてなど、たくさんのことをお話して頂きました。

                                    DSC00725

DSC00728         DSC00729

市野先生のお話は、大変難しい内容をわかりやすく整理されたものでした。私たちも、もっと勉強をしなくてはいけません。『常に学び続けなくてはいけない』 と言うことを改めて感じさせられました。今回の勉強した内容が美馬市の皆さまのお口の健康のお役にたつよう、頑張っていきたいです。

市野先生、渡辺様、ありがとうございました。



歯の標語

2013年10月 9日

10月9日、学校歯科医を担当している、美馬市立木屋平小学校より、歯の健康つくり標語が届きました。

これは以前に募集をしていたもので、木屋平小学校の歯の健康つくりのスローガンとして掲げていきたいと思います。

                                          DSC00724

みなさんから、なるほどなあと思われる作品が届きました。小児矯正部で審査しました。

来月、木屋平小学校に行くので、その時に結果をお伝えしたいと思います。

木屋平のみなさん、ありがとうございました。emoji200



パソコン画面を交換しました。

2013年10月 9日

10月9日、治療部のパソコンの画面を新しく購入しました。

以前のものと比べ、画面が大きくなったので、お口の中の様子が見て頂きやすくなりました。emoji285

 DSC00712_thumb2 DSC00723

これからも、皆さまのお口の健康が守られるよう、よりよい診療をしていきたいと思います。

また、ご不明な点や気になることがございましたら、当院スタッフまでお気軽にお申し付け下さい。



良い歯の高齢者…8020受賞おめでとうございます

2013年10月 8日

先日、行われた良い歯の高齢者として80歳で20本以上の歯を残すという8020において受賞された担当患者さん小野栄一さんが受賞されました。

おめでとうございます。IMGP8727 

 

小野さんのような、健康な良い歯を残していくためには、早期からのメインテナンスと自分自身の口腔内のリスクを把握し、定期的にモニターしていくことが大切だと言われております。

当院では小児からのメインテナンスを実施し、カリエスフリーを育て、さらに歯周病もない状態の子どもさんを育てていくために科学的根拠に基づいたエビデンスを取り入れ、個人に合った診療を行っております。自分の歯を守っていくために知っておくと良い情報も「患者さんセミナー」(月1回無料)で行っておりますのでお誘い合わせのうえ参加してみて下さいね。

毎年毎年、良い歯の高齢者8020を受賞される方が増えることを心より願っています。



今週の生け花

2013年10月 8日

先日、住んでいる地域の草刈り作業がありました。雨あがりで暖かい気温の中、蚊もたくさんおり、広範囲にわたる大変な作業でした。大勢で行ったので、随分すっきりとした街並みになりました。秋祭りの準備も整ってきました。emoji202

                                       DSC00722

            タマスダレ、サンザシ、シンビジューム、スモークグラス、クロトン(赤)

とってもおいしそうな実です。サンザシと言います。このままでも食べられそうですが、中国では、漢方・酒・ドライフルーツ・お菓子などに使われています。ヨーロッパではハーブとして使われるそうです。本当においしそうですよね。秋らしい実りの生け花ですね。emoji200

                            DSC00720      

                      紅あおい(白)、アンスリューム、小菊、クロトン  

こちらは副院長の生け花です。花材の名前が紅あおい(白)となっているので、間違いだろうか?と思いきや、白で正解でした。開花している赤い花はよく見かけます。ハイビスカスみたいな花ですね。赤い実は干してローゼルティーとして飲んでいたそうです。やはり秋は食欲なのでしょうか?emoji200



実習生が来ています

2013年10月 7日

現在、当院に穴吹福祉医療カレッジと四国歯科衛生士学院専門学校より学生が見学実習に来ています。emoji215

しっかり学んで、多くの患者として来院する地域の皆様のお口の健康を守る歯科衛生士になって欲しいですね。

                                         DSC00717

                                       穴吹福祉医療カレッジ  米本 祥子

川原歯科は、治療部・予防部・小児部に分かれているので、部署ごとに治療の流れや器具などを見学していきたいです。

                           

                                       DSC00713

                           四国歯科衛生士学院専門学校  山下 春奈

どんな診療をしているか、患者さんとの接し方を学びたいです。

短い実習期間ですが、歯科衛生士になるため、しっかりと学んで下さいね。emoji200



棚を設置しました

2013年10月 4日

10月3日。治療部の診察台の横に吊り棚を設置しました。下の棚は以前にあったものです。今回上のスペースに設置をしました。               

                               DSC00712

用途は、歯科材料・治療時に使用する保管などです。患者さんのカバンや手荷物などは、左下スペースの扉を付けていない棚をご利用下さい。emoji200



日本画 花に誘われて

2013年10月 2日

こちらの絵画は、奈良県生駒市の三杉揚子さんが書いた絵です。以前、日本画『からすうり』を送って下さりましたが、今回は50号の特大絵画です。大きな絵はまさに高原にいて花を眺めているような雰囲気になります。描かれている蝶だけでなく、私達も花に誘われてしまいそう。ひとつひとつていねいに描かれた花はいくつあるのでしょう。隅々まで見てみると、いろいろな葉や花も隠れています。まさに芸術の秋ですね。emoji285

                                                 DSC00710

こちらの絵は正面玄関を入ったすぐ横の第一待合室に飾っております。ぜひご観賞下さい。

三杉さん、素敵な絵をありがとうございました。emoji31



今週の生け花

2013年10月 2日

みなさんの地域の運動会はもう終わりましたか?このあたりでは、先々週から運動会シーズンでした。今週の日曜日も運動会を予定している学校もありますが・・・。なんせ、暑かった。水分補給をしても追いつかない暑さ。「暑い、暑い。」っと言いながらでも、無事運動会が終わりほっとしています。emoji198

                                            DSC00708

                             サザンクロス、アマリリス、アンスリューム、ヒペリカム

今週は真っ赤なアマリリスの登場です。アンスリュームの白とは対照的です。紅白になっているところを見れば、もしや運動会?白い長い花器に活けると紅白も引き立ちます。花がこちらを向いていていろいろな表情が伺えて楽しい生け花です。emoji200

                                    DSC00706

                                      紅スオウ、鉄砲ユリ、フジバカマ、ゴッド

こちらは副院長の生け花です。、紅白を意識した花材を使っています。フジバカマが秋らしいですね。ユリも咲いたら雰囲気も変わるでしょう。開花が待ち遠しいです。emoji200







ご注意: 現在スタイルシートを読み込んでいないため、デザインが正常に表示できません。これが意図しない現象の場合は、新しいブラウザをご利用下さい。