川原歯科医院 | KAWAHARA Dental Clinic



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サンエス石膏株式会社 研修会 感想

2013年7月17日 | 研修会

藤川 和美
いつもと違って、ずっと椅子に座ったままのミーティングじゃなく、いろんな実験で楽しみながら勉強ができてよかったです。まず、恥ずかしながら「石膏にもいろいろなメーカーさんのものがある・・・」ということを初めて知りました。石膏の種類も様々ですが、一つの石膏でも水分量や練和時間、石膏をスプーン一杯量る行為だけでも様々で、仕上がりが全く違ってくるということを身をもって体験してみて初めてわかり、本当に驚きました。“今後の石膏の流し方をもっとまじめに考えなければ・・・”と思ってしまいました。(現に、翌日、石膏を流す作業は水分量や練和時間もいつも以上に意識して流している自分がいました・・・)それから、アルジネートを初めて練ってみましたが、サンエスさんでは無香料にして、匂いで誘発される唾液の分泌を抑えて、嘔吐反射の防止で私たちが速やかに印象をとれるようにしたり、なおかつ患者さんの負担も防ぐようにされているそうで、顧客である歯科医院のみならず、患者さんのことまで考えて商品開発されているのだなと感服しました。最近、先生が「技工物の仕上がりがいつもより小さくなっている・・・なんでかな」とおっしゃっていましたが、”私の流し方がいけないのかなぁ・・・”何が原因なんだ・・・”と解けない謎を持っていたので、アルジネートを水につけることによる膨張のせいだったのか・・・と謎が解けたようでスッキリしました。石膏が固まる仕組みなんかも今まで考えたことなかったので、練りすぎると固まらなくなるとか、逆に練る時間が短すぎてもなかなか固まらないとか初めて知りました。日々難しいことは考えずに、ただひたすらに「いかに気泡を入れずに石膏を流せるのだろう・・・」とだけ思いながら石膏を流していた私にとって、新しい情報だらけで目からウロコ状態で、知らないことを知るのは本当に楽しいことでした。ただ、この勢いで実際に流し方の指導もしてほしかったですが、そこは自分で鍛錬していきます・・・

伊庭 裕子
今まで印象を採ってからの流れで間違えていた事がとても多く、驚きました。印象を採った後、固定液ではなく水道水に漬けていたり、感染の恐れがある場合にはキッチンハイターを入れた水道水に印象を漬けてしまっていました。石膏も毎回計量スプーンで量っていましたが、急いでいる時には重さまで量れていなかった事もありました。水の温度は、冷たかったら良いだろうと思い硬化の事まではあまり考えずに使っていました。一つ一つは小さな事ですが、どんなに綺麗に印象が採れてもその後の工程に問題があれば全てが台無しになってしまいます。まず固定液や保湿箱を購入し、石膏と水の分量をきちんと量り、より精度の高い模型が出来るよう気をつけていきたいと思いました。今回は、今までの流れを全て見直すことが出来たのでとてもよかったと思います。

原 亜由実
アルジネート印象と石膏について講義と実習をしていただき、治療部の私にとっては特に身近な分野になるので、とても有意義な時間になったと思います。毎日使用するうえで、疑問に思っていることもいくつかありましたが、今回のセミナーで明確になったのでとてもすっきりしました。これから改善すべきことも分かったので、器材や材料などの環境も、印象や石膏を扱う技術も、より良い診療ができるように努めていきたいです。

竹原 彩香
今日は綺麗な石膏模型の作り方の実習をして頂きました。石膏の成分や撤去のタイミング、硬化膨張の話など知らないことが多かったのでとても勉強になりました。また実習では、アルジネートの練和、石膏の練和、実験をして頂きました。普段は機械練りなので手練りはとても難しく感じました。人にとって軽量の仕方や量が全く違うのにも驚きました。石膏では硬化スピードがとてもゆっくりで余裕をもって練ることができました。しかし、気泡が入ってしまっていたので頂いた石膏で練習していきたいと思いました。私にとっては初めての実習だったのですが、とても勉強になり、早く石膏が盛れるように練習していこうと改めて思うことができました。

馬場 朱梨
今回のセミナーでは、普段なかなか石膏についてじっくり学ぶ機会がないので今回の勉強会はとてもためになるものとなりました。講義では石膏の性質や扱い方、流す時の注意点など詳しく教えていただきましたが、講義もすごく分かりやすく、学生時代に勉強したことをもう一度復習することができとても勉強になりました。また石膏や印象材の混水比について具体的に教えてもらいながら実習しましたが、普段自分が石膏を練和する硬さとしっかり軽量して練和した硬さとでは全然違うことにすごく驚きました。私は今まで混水比をそこまで意識したことがなく、石膏を流すときには気泡が入らないことを一番に気を付けてきました。でも今回の勉強会で気泡を入れないこともとても大事なことですが、混水比を間違ってしまうと石膏の性質が大きく変化してしまうことがよく分かったので、これからの材料の取り扱いには十分気をつけたいと思いました。

赤栩 美穂
今回サンエスさんのセミナーを受講し、驚くことがたくさんありました。歯科衛生士になり、なんとなくの手探りから始まった作業も、数年かけて理想に近づいてきていたような気がしていたのですが、セミナーを聞いてまだまだだったなあと思いました。このようなセミナーを若いうちから受講すれば、患者さん、技工士さんや、ドクターの負担も軽くなると思います。正しい知識を学ぶことで、仕事の精度も上がると思います。また、研究開発をされている方の話を聞く機会がなかなかないので、主旨が理解でき良かったです。今は矯正時の印象が多いのでしが、これも精密さを要求されるものなので、今回勉強したことをしっかりと活かしていきたいです。変形や歪みがないよう、さらに努力をしたいと思います。ありがとうございました。

山田 沙由梨
今回初めて石膏についての講義を受けてとても勉強になりました。化学式などは難しかったですが、石膏の仕組みや流す時の注意点などを教えて頂いたので、これから石膏を流す時気を付けたいと思います。久しぶりにアルジネートを練和したり、初めの種類の石膏を使ったりと実習も楽しかったです。毎年夏場の石膏は、硬化が速いので苦労していましたが、今年は冷水を使ったり、混水比や練和時間などに気を付け、今回の講義をいかせればと思います。また、保存液についてもお話して頂いたのでぜひ使ってみたいです。

吉永 あゆみ
今回、はじめて石膏のセミナーを受講しました。混水比や計量、練和の方法、保存の仕方、硬化についてなど、今まできちんと習ったことがなかったのでとても勉強になりました。さっそく、院内で改善できるところから改善していきたいと思います。

大舘 千華
今回初めて石膏についてのセミナーを受け、石膏を混ぜたり盛ったりする事を体験しました。私は、受付なので普段の診療では石膏など診療に携わる作業をする事はないので興味深かったし、勉強になりました。また、人によって石膏の作り方(カップで石膏をすくった時のグラム数の違い)が、ほぐしてすくうのとそのまますくったのとでは結構あるのだなぁと驚きました。水の量を均一にしてもスタッフが違うと変わってくるし、季節によっても左右される所も面白く石膏の事を知った上で今後作業していけるのではないかと思います。知識として知っておき、分量の違う粉と水を混ぜる事を体験した事は貴重な時間だったと思います。ありがとうございました。

井川 志乃
私の部署は受付なので、今回の講義は自分の仕事に直接関係することではありませんが、どうやって型を取って模型を作っているのか、あまり知らなかったことがよく分かるお話でした。実習では、実際に石膏の硬化について体験させていただきました。印象材や石膏の粉の量や、混ぜる水の量があんなに少しの違いで硬化時間に影響が出るとは思いもしませんでした。粉の量り方も、みんな同じようにしているつもりでも、人によって量が全く違っていました。受付という仕事柄、普段経験出来ないことをさせていただいて、とても楽しかったです。

藤本 恵奈
石膏について楽しく学ぶことができました。石膏を流す機会はほとんどないのですが、今後流す機会があれば、今回学んだことを活かしたいと思います。混水量や水温、印象後の保存方法など曖昧だったことも改めて確認ができてよかったです。

春日 早紀
サンエス石膏株式会社さんからセミナーをしていただきました。ここ8年程予防処置業務に携わっているので石膏に接することから遠ざかっておりました。石膏のセミナーは初めてであり、学生時代を思い出しました。実習がとても楽しかったですが、数mlの差で補綴物の完成度も変わるため、精度を上げることが大切であることが確認できました。患者さんへは精度の高い補綴を提供できるように学んだことを生かしていきたいと思います。

坪山 郁世
久しぶりに石膏とアル銀酸について講義を聞かせていただき、忘れていたことに気づかされました。すりきりとはスタッフ間での差があるものの、適量水と混ぜたときの違いについて比較したことは無かったと思うので体感できて改めて驚きました。慣れてくると段々忙しさから適当になってしまいがちだと思うので、このセミナーをきっかけに院内での統一の理解ができて良かったと思います。自費診療をお勧めするとなると、印象から石膏模型製作にはできるかぎりこだわっていかないと質の高い補綴治療が提供できなくなると思うので、材料の性質から模型製作時の注意点などは非常に大事なことだと思います。私自身はなかなか印象を取ることも石膏を注ぐこともほとんどありませんが、一緒に参加できて良かったと思います。特にスライド22の豆知識は特に興味深く聞かせていただきました。特に覚えておきたいと思います。講師の方も、楽しい実験となる工夫を講義内に行なってくれたおかげで楽しく参加できました。ありがとうございました。

大倉 夕佳
今回、サンエス石膏株式会社の上手な石膏模型の作り方の講義、実習を受けさせてもらいました。アルジネートが水中でかなり変形することや石膏の練和では混水比が少し違うだけで固さや硬化時間、手触りが変わってくる事を新たに知ことができました。そして実際にサンエスさんの石膏を練ってみて、とても練りやすく余裕をもって流せる固さだなと実感しました。最後の人工イクラも楽しく実習できとても分かりやすかったです。ありがとうございました。

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