川原歯科医院 | KAWAHARA Dental Clinic



お知らせブログ


中山吉成先生「実践歯周病セミナー」

2008年11月17日 | 研修会

11月16日、17日とアメリカ・シアトル在住の歯周病専門医、中山吉成先生にお越しいただいて勉強会を行いました。 歯周病治療で重要な検査での器具の使い方、選び方、また、わずかに残る歯石の感触、除去、除去に使用する器具の選び方、 使い方について歯科医師と歯科衛生士11名で講習を受けました。相互実習形式での講習で、 全く健康と思っていた歯肉でも歯石があることにとても驚きました。また、わずかな歯石をきちんと取っていく難しさ、大切さを再確認しました。 中山先生、本当にありがとうございました。

 

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歯科衛生士 感想

兼本奈津美

中山先生のセミナーがあると聞いて最初はとても緊張していました。SRPもしたことないし、 なにもわからない状態だったので不安だらけだったというのが正直な気持ちでした。

でも、 中山先生がきて優しく丁寧に教えてくれて歯石がついてるかどうかとか歯石がとれたかどうかもわからなかった私が歯石がある感触と歯石がとれた後の感触が初めてわかりました。 中山先生が教えてくれてはじめて歯石の感触がわかって私はこのことがすごくうれしかったしSRPが楽しいと思いました。 またぜひ中山先生のセミナーを受けたいと心から思いました。中山先生本当にありがとうございました。 次またセミナー受けれる日を楽しみにしています。

 

戸島絢子

今回は中山先生のセミナーを受講して本当に良かったと思います。

SRPは目には見えないところの歯石を取っていくわけですから普段から色々な疑問や悩みを持っていました。ですが、 先生に教えていただいたことでシャープ二ングにしてもインスツルメントの選択にしても自分の中の固定概念が自分自身を悩ませていたんだと気付きました。 また、相互実習でも先生が冗談を言いながら楽しく歯石の探知の仕方、手の動かし方、フロスの使い方、 患者さんとのコミュニケーションのとり方などを教えてくれました。 自分の感覚だけでなく患者さんの感覚も磨くということは大きな発見となりました。

まだまだ先生のようにはいきませんが今度先生に来ていただけるときまでに少しでも成長してお会いしたいなあと思います。 ありがとうございました。

 

山田沙由梨

DHになって、 SRPをほとんどしたことがなかったのでこのセミナーでの私の課題は、 まず歯石を探知することでした。今まで歯石の探知には、プローべか普通の探針を使うと思っていたけど、 中山先生に教えてもらった5番の探針を実際に使ってみて、「ここに歯石がある、ザラザラしている」 という感覚をしっかり知ることができました。以前より、歯石があるという感覚が解ったので、 すごく5番の探針を使うのがおもしろかったです。これからどんどん使っていって、もっと感覚をつかんでいきたいと思います。

また、このあたりまでスケーラーを入れても痛みがないとか、実際に患者さんの立場になることができたので良かったです。

今回のセミナーが、今までのいろいろなセミナーのなかで一番楽しかったし、SRPや歯石の探知にさらに興味をもちました。

最初、中山先生はどんな人だろうと少し緊張していたけど、すごく優しくて最後の涙には感動しました。また来年帰国したときには、 是非教えにきてもらいたいです。

 

松尾早紀

中山先生へ

「また、来てください。」

中山先生が30年余り積んできたポイントを絶対に忘れない言葉に変えてアドバイスをし、 シンプルな指導で混乱する事なく受講することができました。また、温故知新というのか、このままでいい知識、 今から改めるべき知識への確信がつきうれしい気持ちになりました。私たちは、患者さんのモチベーションを支えることでさえ苦労しますが、 歯科衛生士のモチベーションを引き上げていく先生の心(考え方)がとても温かく感じました。

 

赤栩美穂

私は、正直、SRPが苦手です。   座る位置や、使う器具、当て方や動かし方・・・・。勉強したいのは、やまやまですが、聞けば聞くほど、 わからなくなるからです。でも、今回のセミナーは今までの不安がふっとんだ2日間となりました。  中山先生セミナーは、 優しさと思いやりがあり、DHとしてのあり方も考えさせられました。  お話をすればするほど、すばらしい方に実際にお会いできたことに感動し、 セミナーを開いてくれた院長に心から感謝をしていました。  また、MTMを進めながら、 地域の住民の健康を守り育てるチームであること。その仲間が、日本中にいること・・・。  講師でおこしいただいている、 多くの先生方が、さらにチームの絆を結んでまわってくださっているように感じました。  これからも、自分の仕事に誇りを持ち、 がんばっていきたいと思います。  2日間で学んだことは、DH人生の転機になりました。

 

大久保弘恵

中山先生のセミナーを受講して、今までSRPをしていたのは…と思いました。

ポケット内を探ってもひっかかりがないけどポケットが残ったままだったり、出血したり。

健康な歯肉の人も縁下歯石があるということを実習で感じました。

さっそく次の日にNo,5の探針を使い、 縁下を探ってみると細かくザラザラしたのを感じとることができました。

いままでは細くなってしまったキュレットは使えないものだと思っていましたが細くなったものの形を整えて使用するとまだまだ使用できるし、 細かい歯石も感じとれるということがわかりました。

 

つい、手首や指から動かしてしまい「あっ!」と思って動かないように気をつけるようにしていますが慣れるまで時間がかかりそうです。

 

楽しみにしていた中山先生のセミナーを受講することができとても貴重な時間だったと思います。 こらからも教えていただいたことを生かすことができるようにがんばります。

ほんとうにありがとうございました。寒くなりましたのでお身体気をつけてください。

 

藤本恵奈

中山先生のセミナーを受けて、一番心に残っていることは、患者さんにも感じてもらうということです。患者さんが口の中に敏感になり、 歯石がどこにどのくらい付いているかがわかるようになるという話を聞いた時、本当にそんなことが可能なのかと半信半疑でした。しかし、 中山先生の歯石探知の仕方、声かけの仕方を見せていただき、実際に相互実習をしてみて、可能なことなのだと感じることができました。

普段のSRPの時は、「痛くないですか?」と痛みの確認のみをしています。歯石探知時に声かけをするということ、 どんな感じがするのかをその人の言葉で答えてもらうということは、考えてもみなかったですし、私にとって、とても新鮮な行為でした。

これから、少しずつでも声かけをしながら歯石の探知、SRPをしていき、 患者さんと一緒に歯石などを感じとれるようになりたいと思っています。

また、今回相互実習をすることによって、少しですが、患者さんの気持ちを知ることができました。このような経験も大切だなと感じました。

貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

 

濱田千聡

中山先生の講義を受けるまで、私はSRPをすることが不安で不安で溜まりませんでした。というのも、TEKやImpは形があって、 それを診て評価できますが、SRPは診て評価することが難しく自分の触診だけで判断しなければならないことが多々あるからです。だから、 私は自信を持ってSRPができましたと言えた事がありません。 中山先生の実習を受けて少しでも何かが変わったらと思い今回の機会を本当に楽しみにしていました。

実際、触診にしてもSRPにしても新たに発見することがたくさんあって凄く勉強になりました。 私は凄い先生から教えてもらったんだと自信を持ってこの方法でSRPができます。

これからは、不安に思いながらSRPをするのではなく多少の自信を持って患者さんに接していこうと思います。ありがとうございました。

 

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SRPが楽しいと思えた、、そう思えただけでも
大収穫ですね! 
その気持ちを忘れずにSRPの技術向上に励んで下さいね。
DHこれからも頑張って下さい!
 

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