川原歯科医院 | KAWAHARA Dental Clinic



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第24回ISOセミナー

2011年2月 7日 | 研修会

2月3日、エムマネッジの堀尾さんをお招きして、第24回ISOセミナーを開催しました。川原歯科医院は、 「地域市民のお口の健康状況を世界のトップクラスする。」という品質方針を掲げて活動をしています。その活動を通して、 お口や歯の健康の価値を地域に情報発信し、できるだけ多くの地域市民の方にメインテナンスで歯科医院を利用していただきたいと考えています。 今回は、どのような方法で地域に情報発信していくかについてスタッフ全員で話し合いました。

今までの日本の歯科医療は、むし歯や歯周病で悪くなった歯を治すという考え方で、 病気の原因に対しての治療が全くできていませんでした。その結果として、大部分の人が年老いて多くの歯をなくしています。つまり、 大部分の人は歯科医院に行きながら多くの歯を失っているのです。しかし、世界に目を向けてみると、 アメリカやスウェーデンでは80歳で大部分の歯が残っているのが当たり前となっています。この差を生んでいるのがメインテナンスで、 定期的に歯科医院でお口のお掃除をするという考え方です。スウェーデンでは国民の90%が、アメリカでも80% の国民がメインテナンスに歯科医院を利用しています。日本人ほど器用で清潔好き、また食生活にもすぐれた国民はいませんが、 メインテナンスが習慣化されていないため、年老いて多くの歯をなくす結果となっているのです。現代においては、歯科医学も進歩し、 むし歯や歯周病のメカニズムも解明され、予防法も確立されています。歯科医院の利用の仕方をかえることにより、 生涯にわたってお口の健康を維持し、できれば自分の歯で年老いても食べる楽しみ、おしゃべりする楽しみを持ち続けたいという、 すべての人々の願いは叶えられることになります。また、そのような時代に早くしていくことが私たちの使命でもあります。

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