歯科講演in半田病院
2012年11月 7日 |
11月6日。歯科衛生士の赤栩美穂が隣町のつるぎ町立半田病院で講演を行いました。
講演後、ご質問がありましたのでお答えします。
Q、 つわりが続いていて体調が悪く思うように歯みがき出来ない場合家庭でどのようなケアをすればいいのか?
A 、私も妊娠期はつわりで悩みました。ホルモンバランスにより、歯肉炎も起こりましたし、ブラッシングも大変でした。そんな時のケアはとっても心配ですよね。私の場合は気分がいい時にはみがく。歯磨材の味を変える。など挑戦してみました。が、やはり気持ちも悪かったです。一番有効だったのは、ハブラシのサイズをかなり小さくしたことです。赤ちゃん用や、1本みがくタイプ、スリムや2列植毛タイプなど・・・。今はいろいろなサイズやブラシの種類などもあるので、いろいろ試すのもいいですよね。しかし、ブラッシングも気になりますが、口腔内環境を整えるためには、他にも方法があります。1番は飲食回数に気をつけること。食べづわりや少量づつこまめに食べる事は歯にも負担が大きいです。食べ方や糖分の摂取などにも気をつけましょう。また、洗口材やキシリトールの利用も有効です。もちろん、歯科医院でのクリーニングもお勧めです。
毎回、数名の方に参加して頂いているのですが、今回は妊婦さんのお母さんも来られている方もいました。もちろん大歓迎です。ぜひ家族ぐるみでの予防をオススメしています。家族みなさんから予防の知識と理解、協力が得られたらもっとむし歯リスクが減るでしょう。当院でも、お父さんやお母さん以外にも、おじいさんやおばあさんにも、お話をする時もあります。生まれてくるお子さんのお口の健康について話し合うのもいいですね。