歯科講演ｉｎ半田病院
2013年1月16日 |
１月１５日。歯科衛生士の赤栩美穂がとなり町のつるぎ町立半田病院で歯科講演を行いました。今年はじめての講演です。寒い中ですが、たくさんの方が参加されました。
半田病院は昨年から工事中ですが、行くたびに進んでいるので驚いています。
講演の内容は昨年に引き続き「生まれてくるお子さんへ」と言う題で、今から出産される妊婦さん、またはご家族の方を対象に行っております。今回は講演後のアンケートに質問がありましたのでお答えいたします。
Ｑ キシリトールのガムの後に歯みがきをしてもいいのでしょうか？歯みがきの後のガムがいいのでしょうか？
Ａ まず、キシリトールの効果ですが、以下の通りになります。
・むし歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌を弱らせ、口の中で酸が作られにくい環境にしてくれる働きがあります。
・摂り続けることで悪玉ミュータンス菌が善玉ミュータンス菌に変わり、むし歯になりにくい口腔環境になります。
・プラークをサラサラにするはたらきがあるため、歯磨きで落としやすくしてくれます。
抜粋 
ホームページより
歯みがき前にガムを噛むことで、唾液が分泌され口腔内のむし歯予防の効果も高くなります。唾液緩衝能の働き、口腔内の自浄作用もありますので、お口の中がすっきりします。その後に歯みがきをすると、プラーク(歯垢)も落としやすくなります。どちらかと言うと歯みがき前の方がオススメです。補足ですが、キシリトールガムを利用しても歯みがきは必要です。ちなみに、歯みがきができない時、外食時などにもキシリトールは有効です。
講演を聞いた皆さんより、家族での予防の必要を感じた。早く知っていればよかった。と言うお声を頂きました。むし歯予防は早めにこしたことはありません。しかし、今後の人生のためにも決して遅くはありません。ぜひ、お口の健康のためにも、予防をオススメします。
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