川原歯科医院 | KAWAHARA Dental Clinic



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MFTセミナー 感想

2014年1月29日 | その他

2014年1月23日に東京より入江先生にお越しいただきMFTセミナーを開催しました。MFTは、ORAL MYOFUNCTIONAL THERAPYの略で、口腔筋機能療法のことです。筋機能療法は、舌や口唇および顔面の筋肉など、口のまわりの筋肉 を強くして、バランスを良くし、正しく機能させるためのプログラムで、不正咬合の原因でもある舌癖や、口腔習癖の改善、口呼吸によるドライマウス(口腔乾燥症)を改善などを目的に、様々なプログラムがあります。また、MFTでお顔の筋肉を鍛えることで、フェイスラインをスッキリ引き締める効果もあるといわれています。口のまわりの筋肉が弱く、バランスが悪いと、舌で前歯が押され、開咬(前歯が開いている)や上顎前突(いわゆる出っ歯)、あるいは反対咬合(受け口)といった不正咬合を引き起こすことがあります。このような舌癖(舌の癖)があると、矯正治療が順調に進まなかったり、矯正治療後に後戻りすることがあります。矯正装置をつけなくとも、筋機能療法のみで不正咬合がある程度改善することもあります。また、矯正治療を成功させるために、筋機能療法の併用が必要な場合も多いです。 歯ぐきや歯を支える骨が弱ったときに、舌の癖があると、歯並びが崩れたり、逆に舌の癖によって歯ぐきや歯を支える骨が弱る可能性があります。つまり、筋機能療法を行って、舌の位置が普段から上顎についている状態で、口唇は楽に閉じることができるようにしたり、正しい嚥下(食べ物の咀嚼や飲み込み)と発音ができるようにするのが目標となります。今後、教えていただいたプログラムを利用してお口の健康を維持するためにもMFTを診療にいかしたい。

山田沙由梨
MFTのやり方については、何となくしか知らなかったので今回とても勉強になりました。また、プレゼンテーションなどの話をきくのではなく、実際に自分で試しながらのセミナーだったので身体で覚えることもできとても楽しかったです。小児のお子さんを診ていて歯並びが気になる子はたくさんいますが、年齢の問題だったり、家庭環境の問題だったりでなかなか矯正治療を受けられないお子さんもいます。MFTを家庭で継続してとりいれることは、習慣化するまではなかなか難しいと思いますが、患者さんと上手くコミュニケーションをとりながら少しでも実践してもらえるといいなと思います。患者さんに伝えられるように、私自身も日常生活の中でスポットの位置を意識していこうと思います。

竹原彩香
私は実際学生の時に実習先でMFTを教えて頂き練習をしたことがあったのですが、そのときは患者さんを実際見たわけでも自分に癖があって悩んでいたわけでもなかったので正直あまり興味がわかずに適当にやってしまっていました。しかし、就職し小児・矯正部に配属されてから舌癖や指しゃぶりなどの癖により悩んでいたり矯正治療をするようになったりする患者さんをみるようになりました。やはり、癖をなおすのは本人の強い意志と周りの協力がないと難しいので説明し教えるだけではいけないということに気付いた時にMFTは本当はすごく奥が深いものなのだと思い興味を持つようになりました。でも実際勉強するとなってもどこからはじめていいのか分からずそのままになってしまっていました。そんなときに初診で来院された患者さんが指しゃぶりと舌癖がある患者さんでした。患者さんを担当させて頂くようになって1ヶ月目で、MFTの知識も方法も知らなかったのでろくなアドバイスもできず、スポットの位置を教えたりバイタ―ストップを使ってもらったりすることしかできませんでした。このようなこともあって今回のMFT講習をとても楽しみにしていました。最初から最後まで説明と実習をして頂きとても分かりやすかったし、チェアーサイドで簡単にできるワンポイントレッスンだったので明日からでもとりいれられるので早速取り入れてみようと思います。そしてより多くの患者さんに知ってもらい実践してもらい悩みを解消してもらえるよう日々頑張っていこうと思いました。ありがとうございました。

伊庭裕子
MFTセミナーを受けて、口の周りのストレッチや舌の位置をすごく気にするようになりました。また、自分の舌をあんなにじっくり見たこともなかったので、鏡で見ながらテキスト通りに動かすのがとても面白かったです。舌の正しい位置は口蓋につけるという事を知ったのは、歯科の仕事に就いてからだったし、正しいスポットの位置を知ったのもセミナーの時に聞いてからだったので、その事を知らない人がたくさん居ると思うので、周りの人にも教えてあげたいと思いました。
日頃マスクをして仕事をしているので、イーウーのストレッチをしたり、常にスポットの位置を意識してアンチエイジングをしてみたいと思います。

藤川和美
生まれてから30数年経ちますが、舌の筋トレをしたのは初めてです。。。歯科医院に勤めるようになり、時々、歯科に置いてある本を読んでいると、食事の時の舌の動きや、役割を記載した本があり、誰に教わるでもなく、自然に身についている舌の動きには、実はものすごく重要な役割を担っているのだなと思ったものですが、今回のセミナーでその”誰に教わった訳でもない”舌の動きが実は間違っていたでは・・・?という衝撃が走りました。そもそも、普段の口の中での舌の位置が間違っていましたし、食べ物を飲み込むのに、普段食事の際には無意識なので、噛む回数も少ないし、飲み込むこともこれだけ意識したことはなかったので、教わった方法で飲み込むことが難しく感じました。実際に練習している時は、嫌いなレーズンが、よく噛んで食べてみると本当はおいしいものなんだと感じました。食べ物の本来のおいしさを、ほとんど感じようとしないまま、最初に口に入れた時の味だけで、その食べ物の印象を決めていたのかもしれません・・・食べ方ひとつで、食べ物の味の感じ方が変わったのには驚きでした。それと、セミナーの中で実施したトレーニングで、うがいをして、途中で止めるというトレーニングも、器官に入りそうになり、うまくできなかったので、どうやら普段、舌を正しく使えてないことが原因で、舌の筋力が衰えているのだな・・・と初めて知りました。このままでは、老後はうまく物が飲みこめなくなるかも・・・と不安を覚えました。“誰に教わるでもなく”身についている日常の行動も、誰かに教えてもらうと案外間違っていたりするものなんですね。目からウロコでした・・・舌を正しい位置に置くと、唾液の量もなんだか多い気がします。セミナー以降、舌をスポットに直して置いてみるのですが、やはりうまく唾液が飲み込めず、どうやったら自然に飲み込めるのか?と考えて悩んでいると、今度は考え込みすぎて歯に力が入り、歯をくいしばってしまっていました・・・これでは、”舌にいい環境を!”とがんばってることが、歯には悪影響を及ぼしてしまっています・・・何とかコツを見つけ出して、自然に唾が飲み込めるようになりたいものです・・・

原亜由実
今日はMFTセミナーで、入江先生にお越しいただきました。MFTという言葉を聞いたことはありましたが、詳しい内容までは知らなかったので、どんなものなのかとても楽しみにしていました。口腔筋機能を改善させるためのトレーニングは目的に応じて様々なものがあり、講義だけでなく実習で体験できたのでとても良かったです。舌も顔の筋肉も普段意識して動かすことはほとんどないので、実際に意識して動かしてみると初めは少し難しく感じましたが、何度か繰り返すうちにスムーズに動かせるようになりました。トレーニングを指導する側になったときに、今日感じたことや身に付けたことを生かせるようにしたいです。これからは私自身も少し意識して自分に適したトレーニングを取り入れてみようと思います。

白川宏美
MFTセミナーに参加させてもらって、今までこんなに舌に意識したことがなかったのですごく大変でしたが、舌や口の筋肉を使うことのすごさや大切さを学ぶことができました。舌を実際に動かしてみたとき全然動かせなくて、普段の生活で全然舌の筋肉を使っていないんだなということがわかりました。MFT前・後の患者さんの顔の変化の写真を何例か見ることができ、MFTを行うことでこんなにも変化するんだということにすごく驚かされました。その中で意識していないと口が開いてしまう患者さんの改善例を見ることができ、私も意識していないと口が開いてしまっているので、今回行った口の筋肉を鍛えるトレーニングが家でも頑張れたらと思いました。ありがとうございました。

井川志乃
今回のセミナーを受けるまで、『MFT』という言葉もその意味も全く知りませんでした。入江先生のお話を聞いて、口腔筋(舌や口唇)のトレーニング指導だと分かりました。私は小学生から高校生の間、矯正治療をしていました。その時に、口輪筋の強化になるボタンを使ったトレーニングした記憶があります。その当時は何も分からず、矯正の先生の言われるがままにしていたのですが、およそ20年たった今になってトレーニングの意味がやっと分かりました。矯正治療はブラケット等の大変なイメージがありますが、MFTだけで不正咬合や舌癖が改善されるのには驚かされました。いろんな材料を使った実習もあったし、楽しく勉強することができました。

坪山郁世
言葉だけは聞いていたものの、全く理解をしていなかったため今回参加できてよかった。以前、老人歯科にて、歯を保存しても嚥下が上手く出来ない。そのためには舌の運動が大事だと聞いたことがあった。高齢化すると歯や歯肉だけではなく、周りの筋組織や舌の感覚などをトレーニングする必要があるかもしれない。ならば高齢になる前に少しずつ鍛えておく必要があると感じた。今回のセミナー内でのトレーニングは簡単に出来るものも多く、簡単にしやすい物もあったと思う。このような知識は長期的に患者を診る衛生士にとっては必要である為、常に頭に入れ患者指導を行っていくようにしたい。セミナーは実習もあったので楽しく過ごせ、自分も習慣にしたいと思った。

赤栩美穂
小児を診療していて、子どもの口元、舌の動かし方、癖、顔ぼうは気になっていたので、MFTはぜひ受講したいと思っていました。子どもたちの筋肉がアレルギーや鼻炎、習癖などによってうまく機能できていないように感じています。正しい機能さえ身につければ・・・。と思っていても指導方法や効果的なものがわからず、本を読むのみの勉強になっていました。また、自分の筋肉も正しく使えているのか、衰えていないか、気になっていました。今回、入江先生に実際にご指導頂き、体験することによって理解しやすくなりました。ゆっくり丁寧にひとりひとりを見て下さったので、細かな動きの変化も理解できました。実際に受講して患者さんへの声掛けや指導の注意点なども聞けたのでよかったです。口を開けているお子さんが多く、心配されているお母さんも多いです。また、舌癖には気づいていないお母さんもいます。歯列に影響があることもあまり知られていません。正しい機能は何らかの原因で習得できていない子どもさんも多いので、診療を通して、観察しMFTにも目を向けたいと思います。が、指導するにはまだまだ認識不足なので、今後もしっかり勉強を積み重ねたいと思います。MFTは今後子どもたちの成長には欠かせないと感じています。また、受講したいと思いました。

田村絢子
MFTのセミナーを受けるのは初めてでしたし、なかなか詳しく勉強できる機会はないのでとても楽しみにしていました。小児や矯正治療においては活用されることもあるかもしれませんが成人のメンテナンスを担当する衛生士としてはどのように取り入れるものなのか今まで分からなかったのです。様々な実習をして自分で体験してみると、成人においても嚥下機能の維持や咀嚼能力の向上など効果が期待でき、舌や顔の筋肉を動かすことによって唾液の分泌量を増加させるというような効果も期待できそうです。また私たちも訓練すれば表情も笑顔も変わり、若々しく優しい表情で患者さんのへの対応ができるようになると感じました。現に先生も年齢を感じさせない若々しさがあり、説得力がありました。舌の位置スポットに合わせ、理想的な位置を維持するように意識しながら生活をしてみようと思います。日常的に意識することが大切でもそれがなかなか難しいし本当に必要性を感じなければ続けられないことだと思いますので患者さんへの伝え方も考える必要があると感じました。貴重なお話が聞けて良かったです。

川原淳子
入江牧子先生、遠いところを徳島までお越しいただきまして、大変ありがとうございました。先生のセミナーを受講した際、歯科医師だけでなく多くはスタッフが参加されていました。川原歯科医院でも、医院で取り入れていくにはスタッフに聞いてもらわないとはじまらないと思い、ダメもとで先生に打診しました。その後勤務先の先生の了解も得られ、先生にも快諾頂いてセミナーを行うことができましたこと大変感謝しております。小児矯正部では、MFTをまったく取り入れていなかったわけではありませんが、自分が経験しているのとそうでないのと、スポットポジションといっても自分がやってみせられるのとそうでないのでは、患者さんへの伝わり方も違います。また、矯正患者だけでなく、医院全体の共通知識として知っていれば、その必要性が、あるときは治療部で、ある時は受付で、また予防部で、伝わるだろうことと思います。これからさらにどのように生かせていくかは課題ですが、私一人が聞くよりももっともっと患者利益につながっていくことと確信しています。このたびは本当にありがとうございました。またこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

藤本恵奈
MFTについては、全く知識がありませんでした。舌の位置が違うだけで、いろんな弊害が起こることに驚きました。また、訓練をすることでそれを改善できることにも驚きました。まだまだMFTについては、勉強不足ですが、自分なりにできることをして患者さんにも情報発信ができるようにしていきたいです。

春日早紀
MFTの文献は読んだことがありましたが、本から学び実践に生かす勇気はなく、実際に入江先生のセミナーを受講させて頂き本当に良い経験が出来ました。私の所属する成人では、特に女性が多く、メインテナンスを受けて頂いている患者さんはとても健康観が高く美意識も高いため、簡単にできるトレーニングを指導させて頂きたいと感じておりました。骨格や癖でできてしまう皺などは、今回学んだものや資料を整理して、臨床に活かしていきたいと思います。さらに健康な皆さんになってもらいたいと思います。ありがとうございました。

山崎泰文
MFTに関して、矯正の授業で習ったことはあったが、ボタンプルくらいしか記憶に残っていなかった。今回、MFTセミナーを受講して、トレーニングの種類や作用などを実習を通して体験し、MFTの奥深さを、改めて実感した。成人患者を治療している際、口腔周囲筋の不調和を患者さんに遭遇することがある。成人ではなかなか難しいかもしれないが、少しずつアプローチしていこうと思った。

吉永あゆみ
私は、今回のセミナーで初めてMFTという言葉を知りました。口腔筋機能療法と訳されても、歯科衛生士ではない私にはあまりピンときませんでしたが、入江先生の本の症例を見て、口腔内の筋トレーニングでこんなに綺麗に変化するのかと驚きました。こんなに咀嚼や嚥下を意識しながら食べ物を食べる事も初めてで、自分でも知らないうちに変な癖がついてしまっている事がわかりました。スポットに舌先をつけるだけなのに、普段使わない筋肉を使っているからなのか、とても口が疲れたように思います。また、鏡を見ながらトレーニングする事が重要で筋肉がどのように動いているか、変化しているかなど確認する事は大事だなと改めて感じました。意識していないとスポットポジションを忘れがちですが、忘れないように意識しながら生活していくようにします。入江先生のセミナーは初めて体験することばかりでしたが、発想もユニークで身近なもので簡単にトレーニングする事ができるので、とても楽しかったです。

馬場朱梨
MFTは前々からすごく興味があったので、今回の講義を楽しみにしていました。私自身も開咬で今までいろいろ悩んできたからです。MFTの本を読んで勉強したこともありましたがなかなかマスター出来ず、意識してないと口がポカンとあいていたり、舌が前に出ていることがよくあり、もう治すのは無理なんじゃないかと諦めていました。でも今回、入江先生にMFTを分かりやすく教えていただきもう一度やってみようと思う気持ちになりました。自分の口腔内を鏡で見ながら舌を動かしたり、飲み込んだりする練習をして普段は普通に出来ていることも、舌を正しい位置にするだけで飲み込むことが難しく、舌の位置を変えるだけでこんなに違うんだなとビックリしました。苦戦はしましたが一対一で教えていただいたおかげで少しずつできるようになってすごく嬉しかったです。やっぱり舌癖を治すには、「治したい!」という前向きな気持ちで継続していくことがすごく大切だと実感しました。今回勉強して、姿勢、呼吸の仕方、食事の仕方、しゃべり方など日常生活すべてがMFTと関わっているんだと感じました。MFTは矯正の中のものというイメージがありましたが、正常な機能をすることで大人は若々しく健康な顔や体を保つ事につながり、高齢者にとっては口腔機能向上、義歯の安定にも関係してくることを知りました。私もこれからの将来のためにも自分の癖を治し、その経験を元に患者さんにも今回習ったことを伝えていけるようにもっと勉強していきたいと思いました。午前中の講義を聞くことが出来なくて残念でしたが、貴重なお時間本当にありがとございました。

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